2026/05/19
【レポート】東京下町ライド。路地裏で見つける新しい東京
なぜいま、下町をブロンプトンで走るのか
ゴールデンウィークの爽やかな晴天に恵まれた5月。東京・町屋の「つどる」を拠点に、第2回となる「東京下町ライド」を開催した。

ロードバイクで都内を走ると、信号の多さや交通量にストレスを感じがちだ。しかし、小回りの利くブロンプトンならどうだろうか。車では入れないような細い路地裏を抜け、気になったお店にふらりと立ち寄る。そんな「寄り道しながら楽しむディスカバーライドらしいスタイル」を提案するのが、このイベントの目的である。
今回は午前と午後の2回に分けて開催。ありがたいことに、各回少人数限定の枠は満員御礼となった。参加者の皆さんと一体となって楽しんだ、下町サイクリングの様子をお届けする。
町屋「つどる」を出発。都電荒川線沿いをのんびりと
スタート地点は、荒川区町屋にあるコミュニティスペース「つどる」。参加者の皆さんと一緒にレンタル用のブロンプトンでライドスタート!

まずは都内唯一の路面電車である都電荒川線(東京さくらトラム)沿いを走る。ガタゴトと音を立てて走るレトロな車両を横目にペダルを回すと、まるで昭和の時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥る。

道中では、ディスカバーライドツアーの(勝手に)恒例となっている「〇×クイズ」も実施。下町の歴史やブロンプトンに関するマニアックな問題に、参加者の皆さんも大盛り上がり。

初対面同士でも、自転車という共通の趣味があればすぐに打ち解けられるのが、こうしたライドイベントの醍醐味だ。
荒川「菓匠明美」で下町の甘味を。谷中「花重」で冷たい一息
都電沿いを走る途中、荒川にある老舗和菓子店「菓匠明美」に立ち寄る。午前の部では名物の「都電モナカ」を、午後の部では季節の「かしわ餅」を味わった。

自転車で走って少し疲れた体に、優しい甘さが染み渡る。下町の老舗ならではの素朴な美味しさに、参加者の皆さんも自然と笑顔がこぼれる。

その後、谷中エリアに差し掛かったところで、カフェ「花重」で小休止。

趣のある空間で冷たいドリンクをいただきながら喉を潤す。ライドの中盤に差し込まれる、ほっと一息つける時間だ。
スカイツリーと「あしたのジョー」。下町ならではのフォトスポット
第1回からルートを少しアップデートした今回は、隅田川を渡って墨田区方面へ。川沿いの開けた道に出ると、目の前には東京スカイツリーがそびえ立つ。

近代的なタワーと、昔ながらの長屋が混在する風景は、まさに現代の東京下町を象徴している。スカイツリーをバックに、全員で記念撮影。
そして、下町ライドの恒例になりつつあるのが、台東区にある「あしたのジョー」の像(通称:下町の兄貴)の前での記念撮影だ。

ジョーと同じポーズを決めて写真を撮るのが、このライドのお決まりのパターン。参加者の皆さんもノリノリでポーズを決めてくれた。
ゴール後はイヨシコーラで乾杯。笑顔あふれる振り返り
様々なスポットを巡り、無事に「つどる」へと帰還。ゴール後は、クラフトコーラ「イヨシコーラ」で乾杯!スパイスの効いた爽やかなコーラが、乾いた喉を潤す。参加者の皆さんと一緒に、今日のライドを振り返りながら思い思いの時間を過ごす。「あの路地裏の雰囲気が良かった」「菓匠明美の都電モナカが絶品だった」と、話題は尽きない。

ロードバイクでストイックに走るのも良いが、たまには小径車で街の息遣いを感じながらのんびり走るのも悪くない。参加者の皆さんの笑顔を見て、改めてそう実感した一日だった。

次回の開催も企画中なので、今回参加できなかった方も、ぜひ次の機会に一緒に東京の新しい一面を見つけに行きましょう!
執筆:つっちー(Discover Ride 主宰)