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2025/04/14

ブロンプトンで巡る、春の東京ゆるっとライドレポート

春の東京を駆け抜ける、特別な一日。
2025年4月12日、快晴に恵まれ、気温は20度近くまで上昇。サイクリングにはこれ以上ない最高のコンディションの中、けんたさんとともに都心を巡るブロンプトンライドが開催されました。外苑前をスタートし、東京駅や旧安田庭園、浅草エリアなど東京の名所をつなぐ特別ルートは、まるで“自転車版はとバスツアー”。観光とライドが融合した贅沢な1日となりました。

スタートは「Brompton Tokyo」から!

2025年3月にオープンしたばかりのBrompton Tokyoに集合し、イベントのスタートが切られました。ウッド調の空間にズラリと並ぶブロンプトンのバイクたちに囲まれて、参加者たちはまず自己紹介とブリーフィング。なんと北海道や富山など、遠方からのご参加も!みなさんの熱量に、スタッフ一同感激です。「Discover Ride」のロゴを囲んで、今日一日が楽しくなる予感に満ちた時間でした。

出発前には、初めてブロンプトンに乗る方のために、折りたたみ方や変速の操作方法を丁寧にレクチャー。コンパクトでスタイリッシュな見た目からは想像できない走行性能に、参加者の皆さんも興味津々。

基本操作の確認も終え、いよいよライドスタート。都市の喧騒を離れ、少し奥まった路地を抜けていくのも、このサイクルイベントならではの楽しみ。ここから始まる“東京再発見”の旅路に、胸が高鳴ります。

ブロンプトンの列は、都心の大動脈・内堀通りへ。最初の目的地「東京駅」を目指します。週末ということもあり、平日に比べて交通量も少なめで、都心とは思えないほどスムーズな走行が実現。お堀沿いの緑とビル群が織りなすコントラストが、東京らしさを一層引き立ててくれました。

見てください、このけんたさんの笑顔!晴天に恵まれた東京の空の下、春風を受けて走り出した瞬間の、自然とこぼれるこの表情。参加者の皆さんも和やかなムードで、初対面とは思えない一体感に包まれました。

参加者たちは、江戸城の歴史を今に伝える「桜田門」へ。重厚な石垣と荘厳な門構えを、自転車でゆっくりとくぐり抜けるひとときは、まさに特別な体験。

高層ビルが立ち並ぶ東京駅近くの交差点。横断歩道を自転車を押して渡るその姿は、まるでビートルズの有名なジャケットを思わせる光景。海外からの観光客の姿も多く、インターナショナルな雰囲気のなかで、街と人との自然な交わりを楽しめるのも都心ライドの醍醐味です。

赤レンガの駅舎と高層ビルが調和する東京駅丸の内口。立ち寄りスポットとして、この美しい景観をバックに全員で記念撮影!

ただの観光サイクリングじゃつまらない!
ということで、けんたさんの「突然の〇×クイズ」タイムがスタート!テーマは東京駅にまつわるトリビア。参加者の表情も一気に真剣モードに?
この“ゆるくて本気”な感じが、Discover Rideならではの楽しさです。

〇×クイズに正解した参加者には、けんたさん愛用の補給食(?)、ハリボーグミをプレゼント!シンプルだけど嬉しいこのご褒美に、自然と笑顔があふれます。

東京駅を後に、次なる目的地・両国へ向かってブロンプトンで出発。高層ビルを抜けると、街の空気も少しずつ変わっていくのが面白い。

両国エリアに到着すると、国技館の前にはカラフルなのぼりがずらり。ちょうど春場所が開催中で、いつにも増して街に活気があふれていました。

2つめの立ち寄りスポットは、緑豊かな「旧安田庭園」。整然と並んだブロンプトンたちが、静かな庭園の入り口に映えます。都会の真ん中とは思えない穏やかな空気の中で、ほっとひと息。

旧安田庭園に到着してひと息…の前に、またまた登場!けんたさんの〇×クイズタイム。今度のテーマは庭園にまつわるトリビア。正解に拍手が沸き起こり、みんなで笑顔に。

〇×クイズでひと盛り上がりしたあとは、旧安田庭園の静けさの中で水分補給タイム。都心とは思えない落ち着いた景色に、自然と呼吸も深くなるひととき。

旧安田庭園を出発し、次に立ち寄ったのは「十間橋」。ここは東京スカイツリー全体をすっきりと眺められる絶好のフォトスポット。川越しにそびえるタワーをバックに、再び記念の1枚。

十間橋からの景色を楽しんだあとは、スカイツリーの足元へ。真下から見上げると、その迫力に改めて圧倒されます。高さと構造の美しさに、つい自転車を止めて見入ってしまうひととき。

お待ちかねのランチタイムは、スカイツリー近くのカフェダイニング「LAND A」へ。
ピザなどの選べるメインに加え、サラダ・カレー・ドリンクが食べ飲み放題という贅沢仕様。サイクリングのあとの空腹に、心もお腹も大満足です!

サラダにカレー、パンまでずらりと並ぶ食べ放題メニューで、午後のライドに向けてしっかりエネルギー補給!野菜もたっぷり取れて、心も体もリフレッシュ。

ランチタイムは、美味しいごはんとともに、参加者同士の交流も深まる時間。「どんなルート走ってる?」など、サイクリング談義に花が咲きます。自転車という共通点が、初対面でも自然と距離を縮めてくれるのが素敵なところです。

ランチを終え、午後のライドは隅田川沿いへ。桜はすでに葉桜になっていたものの、そのおかげか道は空いていて快適。花びらが舞う静かな川沿いを、のんびりとペダルを回すひとときに心がほどけます。

午後の隅田川沿いは、春の陽射しとひんやりした風が心地よく、まさにポタリング日和。ブロンプトンの軽やかな乗り心地のおかげで、ランチ後のリラックスタイムにもぴったり。

水上バスの乗船時間まで少し余裕があったので、近くの「待乳山聖天」へ。浅草らしく、道中では人力車ともすれ違い。

待乳山聖天(まつちやましょうでん)といえば、名物は“お供え大根”。健康や良縁を願って大根をお供えする風習があるこの場所で、午後のライドの安全を願ってけんたさんが代表で祈願。

待乳山聖天には、小さいながらも美しい庭園が。コンパクトな空間に多種多様な樹木が配置され、立体的で奥行きある景観に心癒されます。赤や緑のコントラストがまるで絵画のようで、ふと足を止めたくなるスポット。

いよいよ今回のサイクリングの“メインイベント”ともいえる、水上バスでの移動へ!浅草駅すぐそばの乗り場に到着すると、観光客でにぎわうエネルギッシュな空気に包まれていました。

水上バス乗り場では、事前予約のおかげでスムーズに乗船。折りたたんだブロンプトンはそのまま持ち込みOKなので、移動もラクラク。自転車ごと船に乗り込む特別感に、ちょっとワクワクしてしまいます。

船内では、折りたたんだブロンプトンたちを後方デッキにまとめて固定。ヒモでしっかり留めれば、揺れにも安心。コンパクトだから場所も取らず、他の乗客への配慮もしやすいのが嬉しいポイント。サイクル+水上バスの組み合わせ、相性抜群です!

いよいよ出航!水上バスから眺める東京の風景は、いつもとまったく違う表情。橋の下をくぐり抜けるたびに、風と光がふわっと通り抜けていきます。

サドルから降りて、川面から街を見渡すひととき。春の光にきらめく水面、遠ざかる橋や街の風景を眺めながら、参加者たちはそれぞれのリラックスタイムを満喫。

船内には、クラシカルで重厚感あるテーブル席も。けんたさんもここでしばしのリラックスタイム。穏やかな揺れと午後の日差しに包まれて、まるでクルーズ旅行気分。ビールがあったら乾杯してしまいそう…そんな贅沢な空間です。

約40分の水上バス旅を終え、「日の出桟橋」に到着。心地よい潮風とともに、東京の景色を満喫できた贅沢な時間でした。下船時も折りたたみ自転車を押してそのままスムーズに移動できるのは、ブロンプトンならではの快適さ!

日の出桟橋から、本日ラストの目的地「東京タワー」へ。高層ビルが立ち並ぶこのエリアは、浅草の下町情緒とはまた違った東京の表情を見せてくれます。

本日最後のスポットは「東京タワー」。青空に映える赤と白のシルエットは、やっぱり東京の象徴。東京スカイツリーとはまた違う、どこか懐かしく温かい存在感に、参加者からも思わず笑顔がこぼれました。

東京タワーを真下から見上げながらのラストライド。午後の光に照らされた鉄骨のシルエットと新緑のコントラストが美しく、この日の余韻を優しく包み込んでくれました。

ゴール目前、神宮外苑の並木道ではゆったりとしたパレードラン。春の陽ざしと新緑に包まれながら、都心とは思えない美しい風景の中を一列で駆け抜ける。最後まで絵になるライドでした。

スタート地点でもある「Brompton Tokyo」で無事ゴール。東京の街をじっくり味わい尽くした、濃密な一日がここでフィニッシュ。走行距離は約20kmとちょうどよく、名所巡りやグルメも満喫しつつ、けんたさんとの交流や参加者同士の会話も自然と深まる、まさに“ゆるっと濃い”ライド。天候にも恵まれ、自転車だからこそ出会える東京の魅力に触れた、あっという間の一日でした。

今後ディスカバーライドでは、東京にとどまらず全国でライド体験を開催予定です。自転車で街を楽しみたい方は、ぜひ次回をお楽しみに!今回ご参加いただいた皆様、そしてご協力いただいたBROMPTON JAPAN株式会社様、ありがとうございました。

【Bromptonの詳細はこちら】

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