けんたさん・旅のしおり
10:00 | 東京都北区赤羽を出発 |
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10:45 | 川口の1100 CAFEでブランチ |
11:30 | 食後のKOMBUCHA |
12:25 | 肉のくまきでお肉調達 |
14:30 | ヤオコーで食材購入 |
16:00 | 桃月園キャンプ場に到着/キャンプ泊 |
DAY1 終了!
東京の下町からスタート
北区赤羽
今回の旅はよくお酒を飲みにくる赤羽・飲み屋街からスタート。
まずは「せんべろ(千円でべろべろ)横丁」で有名な一番街で記念撮影。
けんたさんの自転車のリアケースには、キャンプ道具とカメラ機材一式を詰め込んでいる。フロントに括り付けた段ボールには、なぜかツッチーの着替えなどが入っている。
荒川サイクリングロードを眼下に北上
新荒川大橋
赤羽をスタートして約10分で新荒川大橋に到着。週末多くのサイクリストが走る荒川(荒川サイクリングロード)をながめながら橋を渡って埼玉県川口市へ。
川口にあるカフェでブランチ
1110 CAFE
遅めの朝食に立ち寄ったのは川口市にある「1110 CAFE」。
鋳物の工場だったレンガ造りの建物の中で、素材にこだわったメニューがいただける。天井が高い空間でおしゃれなモーニングを楽しむ。
カフェはパンが充実していて、特にハード系が人気。けんたさんは「ALLDAY BREKFAST(モーニングセット)」、ツッチーは「1110・シグネチャープレート」(写真のメニュー、¥1,700)を注文。新鮮な野菜は甘くてとてもおいしい。
世界1位に輝いたKOMBUCHA
SHIP KOMBUCHA Brewery&Taproom
食後はカフェの横にあるKOMBUCHA(コンブチャ)の醸造所「SHIP KOMBUCHA Brewery&Taproom」へ。
海外で市民権を得ているKOMBUCHAは、植物由来の発酵微炭酸飲料(いわゆる「こぶ茶」とは全くの別物)。
初トライのけんたさん。スパークリングワインのような味と喉越しは、サイクリング途中の水分補給として飲むドリンクとしても相性がよさそう。ちなみにこのお店、世界大会で1位を獲得したのだそう!
ブランチと新感覚ドリンクを楽しんで再びライド。
ちなみに写真の右側がツッチーのBRUNO。食材とドリンク担当なので自転車のリアにはクーラーボックスを積んでいる。
けんたさんのバイクは前後あわせて約15kgの荷物を積載したが、電動アシストのおかげで、まったく重さを感じない。
BBQの主役を求めてお肉屋さんへ
肉のくまき
川口からさらに北上し、戸田市にあるお肉専門店「肉のくまき」で夕食用のお肉を調達。
夕方になると毎日行列ができる人気店でお肉担当のツッチーが選んだのは、特選ハラミ、味付カルビ、トントロカルビ。
木陰で給水休憩
彩湖・道満グリーンパーク
食材をゲットしたら、荒川をさらに北上。戸田市「彩湖・道満グリーンパーク」に立ち寄りドリンク休憩。
5月中旬にもかかわらず、この日の最高気温は32度。キャンプ場まであと20km。
けんたさんの台所で追加の食材調達
ヤオコー
彩湖・道満グリーンパークを出発し、次なる目的地は、「ららぽーと富士見」中にある、スーパー「ヤオコー」。
埼玉県民の2人が普段からお世話になっているお気に入りスーパー。埼玉県を中心に展開していて、お惣菜が美味しいのが魅力。
走るにつれて充実していくクーラーボックス
一晩で食べきれなさそでも心配無用!
野菜、ビールなどを購入した食材はクーラーボックスに。大切なビールも冷えたまま持ち運べてうれしい限り。
だんだん陽が傾いてきた。キャンプ場まで残すところあと10km。
キャンプ場に到着
さいたま桃月園キャンプ場
午後4時。本日のゴール「さいたま桃月園キャンプ場」に到着。
「サクッと近場でキャンプを日常に」をコンセプトにしたキャンプサイトで、山奥の大自然のような景色は望めないが、都心からアクセスも良く気軽に来れて、初心者がテントやバーベキューの実践練習をするのにはぴったり。
ここで簡単にキャンプ場の設備チェック
受付をしたら、まずは敷地内の施設を探検。無料で利用できるシャワーもある。
男女でわかれていて、施設自体も広くて便利そう。
炊事場やトイレはもちろん、なんとサウナも完備(有料/予約制)。
安定感に感動!
ロードバイクのキャンプ経験者だからこそ気が付く利便性
今回は1区画(6m×10m)に、それぞれ1人用テントをたてる。
初心者キャンパーのツッチーに手ほどきしながら、てきぱきと段取りするけんたさん。
ロードバイクと違って、バイクが自立するので、荷物の出し入れがしやすく、ハンドルにも荷物がかけられる。これは地味ながらポイントが高い。
まずは地ビールで乾杯
COEDO
テントを建てるまえに、まずはガソリン注入(これがけんたさん方式)。
埼玉県川越の地ビールを片手に今夜の準備を開始。
薪割りで焚き火の準備
いかにもキャンプ!
暗くなる前に焚き火用の薪割りに取り掛かるけんたさん。気合いを入れて薪を割りまくる。
ちなみに薪は2000円で使い放題。
炊事場も設備充分
夕飯の支度をすすめる
今夜の献立、肉じゃが用の野菜をカット。炊事場は小さいながらも作業台があって家庭の台所のように使いやすかった。
やっと腰を下ろして調理開始
いつもの少数精鋭キャンプアイテムでこなれた手つきのけんたさん
いつものロードバイクのキャンプで愛用している超軽量のクッカーとガスバーナーで調理スタート。
どちらも小型ながら熱伝導率が高く、料理の時間を短縮できる。
いつもの調理道具フル装備
マッシブな土鍋ごはんのツッチー
かたや、キャンプ初心者のツッチーは、屋外用カセットコンロの横綱、イワタニのカセットコンロ「タフまる」をまんま持込み、さらに土鍋まで使ってお米を炊く。
けんたさんとは対照的な超重量級の取り合わせ。重さを気にせず運べたのも電動自転車だからこそ!
BBQというか、焼肉。
焼肉奉行ツッチーこだわりのセットアップで肉を焼く
お米が炊けたら、次は肉。
焼肉奉行のツッチーが次から次へ肉を焼く。カセットコンロは火力の調整も簡単。
あっという間に日が暮れて、ヘッドライトの灯りで調理を続けるけんたさん。
焼肉をひとしきり焼き終えた頃、待望の特製肉じゃがが完成。
市販の牛丼のタレで味付けした超シンプルな肉じゃがはちょっぴり甘めのお味。
焚き火を眺めて夜がふける
ごちそうを平らげ大満足
焼酎を片手にチルなひととき。
朝食メニュー:その1
目覚めのコーヒー
翌朝、キャンプ場の裏の鉄橋を渡るJR川越線の音で目が覚める。
5月の朝は少し肌寒いが、就寝時は半袖と短パンでも快適に寝れた。
起き抜けはキャンプで欠かせない朝のコーヒータイム。豆を挽きながら香りを楽しむ。
朝食メニュー:その2
チーズのグレープフルーツのせ
けんたさんのアイデアで、昨晩余ったチーズにグレープフルーツをのせて気の利いた一品が出来上がり。
ここでクーラーボックスが調理台として使用できることに気づく。
朝食メニュー:その3
スンドゥブ
さらにもう1品、余っていた豆腐を使って、韓国料理「スンドゥブ」を作る。
食欲をそそる辛い香り。
トウモロコシを入れたので、スープの辛さが中和され、まろやかな出来栄えになった。
e-bikeで遊び方が広がる
気軽で欲張りなキャンプスタイルも楽々!
ごはんを食べたら全ての荷物をBRUNOにちゃちゃっと積み込んで、帰り支度もあっという間に完了。赤羽までライドして今回のキャンプ旅は終了した。
普段のロードバイクのキャンプでは、軽量&コンパクトな装備を選定し、取り付けながらバイクの重量バランスを調整するなど、パッキングには多少なりとも気を使う。
しかし今回初挑戦のe-bikeは、積みたいものをガンガン持っていけるおおらかさがあって、電動だからこそかなう気軽な旅も楽しいと知ることが出来た面白い体験だった。