旅の出発は大宮駅。新幹線と在来線を乗り継ぎ、本州最北端の終着駅・大湊へ電車輪行。初日は下北半島の中央に位置する恐山を越え、宿のある佐井村へ向かう。

けんたさん・旅のしおり

07:00大宮駅から東北新幹線で出発
09:30八戸駅で「青い森鉄道」に乗換
11:15大湊駅に到着
12:00自転車を組み立ててライドスタート
12:30お食事処「いち」でランチ
14:30恐山に到着
16:30修景公園レストランで休憩
18:00佐井村に到着

DAY 1 終了!

青森・下北半島1泊2日の旅
DAY1スタート!

東北新幹線で八戸へ輪行移動

JR大宮駅から東北新幹線に飛び乗って、目指すは八戸!ディスカバーライド初の東北新幹線旅ということで、電車に乗る前からワクワクが止まりません。
車窓に見入ったりしているうちに、約2時間半の快適な時間はあっという間。本州最北端ライドの幕開けです!

新幹線輪行は、飛行機のように面倒な荷物預けもなく、サッと乗れて気楽そのもの。デッキに自転車を置くときは、通路をふさがないよう車輛を分散させるなどスマートに配置。あとはシートに腰を下ろし、ワクワクと車窓を流れる景色を楽しむだけ!

朝食は大宮駅でゲットした王道・幕の内弁当!
ふっくら鮭や甘い玉子焼きをつまみながら、窓の外に広がる田園風景。
お茶を片手に、のんびり贅沢な“鉄道カフェタイム”の始まりです。

八戸駅で青い森鉄道へGO!

八戸駅で「青い森鉄道」へ乗り換え。持ち時間はわずか10分!しかも、この先へ向かう大湊行きは1日に数本しかない貴重な電車。ここで乗り遅れたら旅の行程が一気に崩れる…そんなプレッシャーすらワクワクに変えて、全力でホームへダッシュ!

一両編成の青い森鉄道に揺られ、大湊駅へ約1時間15分。車窓から広がる陸奥湾の青と緑が、旅のワクワクをさらに膨らませます。

本州の終着駅・大湊駅へ到着

本州最北端の終着駅「大湊」に到着。線路が途切れる光景は、終着駅ならではの特別感にあふれ、「遠くまで来たのだ!」という旅の高揚感を一層高めてくれる。

下北半島は青森県のてっぺんに広がる、まさかり型の半島。今回の旅は、その付け根にある大湊駅をスタートし、霊場・恐山を越えて、日本海に面した港町・佐井村へ向かうルート。

大湊駅前で自転車を組み立てながら、「さあ、ここからが本番だ!」とテンションがあがる。青空と爽やかな風、そして関東では考えられない涼しさ(気温32度!)に笑いが止まらない。

むつの味覚を堪能!

スタートしたものの、気づけばお昼を過ぎていた。新鮮な海鮮を求めてGoogleマップで検索!ヒットしたのは「お食事処いち」。黄色い暖簾と“ひらめの漬け丼”の旗が決め手で、迷わず突入!

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地元名産のひらめ&いか漬け丼(¥2,800)を注文。ひらめは程よい歯ごたえ、いかは噛むほどに甘みが広がる。サイクリング開始にふさわしい贅沢な一杯!

腹ごしらえを終え、改めてライド再開。目指すは半島越えの途中にある日本三大霊場・恐山。むつ市内から県道4号をひた走るシンプルなルートで、獲得標高は約400mだ。

途中、恐山冷水でひと休み。湧き出る冷水は、まるで氷を溶かしたようなキンキンの冷たさ!ひと口含むと、全身がシャキーンと目を覚まし、疲れが吹き飛ぶ。伝説では、この水を飲むと1杯飲めば10年、2杯飲むと若返るとか…信じるか信じないかは、あなた次第!(ちなみに、つっちーは大量に飲みました。)

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硫黄の香り立つ、小地獄釜の湯

走行中、強烈な硫黄の匂いに思わずペダルを止める。地面からは温泉が湧き出し、「硫化水素ガス噴出につき立入禁止」の看板が立つ。風向き次第で臭いは一層強く、長居は禁物だ。

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霊場への門「三途の川」

恐山の入口にある「三途の川」に到着。極楽と地獄の境とされ、古くから死者の魂が渡ると伝えられる場所だ。赤い太鼓橋が印象的で、渡れば霊場・恐山の世界が広がる。

三途の川を渡り、休憩を挟みながら恐山へ。橋を越えると、静かに水をたたえる宇曽利山湖が広がり、霊場ならではの厳かさと穏やかさが同居する風景が迎えてくれた。

日本三大霊場・恐山に到着

休憩も兼ねて恐山に到着(拝観料700円)。比叡山、 高野山と並ぶ日本三大霊場の一つで、古くから死者の魂が集まる場所とされる。境内には温泉や荒涼とした地獄の風景、静かな極楽浜が広がり、独特の空気感に包まれている。

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ごつごつとした岩肌や立ちこめる硫黄の匂いは、まさに地獄を思わせる光景。
一方で、その先に広がる湖畔は静かで美しく、極楽浄土のよう。
この強烈な対比は、これまでに見たことのない唯一無二の風景だ。

あっという間に1時間が過ぎ、名残惜しくも恐山を後にして佐井村へ向かう。気温は27度、ほどよい湿度と爽やかな空気が心地よく、サイクリングには絶好のコンディション。

奥薬研(おくやげん)でひと休み

恐山から約20km走り、奥薬研修景公園レストハウスへ。アップダウンを繰り返す道のりで体力も消耗し、ここでひと息。入口ではツキノワグマのはく製がお出迎え。下北半島はツキノワグマの生息地でもあり、ライド時はくま鈴が必須だ。

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到着したのは15時を過ぎており、軽食のみの提供時間だった。そこでソフトクリームとオリジナルジンジャーエールを注文。アップダウンが続く道のりでしっかりカロリーを消費していたこともあり、甘い冷たさが体にじんわりと染みわたる。

休憩を終えてリフレッシュ。引き続き県道284号(通称:あすなろライン)を走る。路面は滑らかで走行感は抜群。車の交通量はほぼゼロに近く、静かな森の中を独占して走っているような感覚だ。ひぐらしの涼やかな鳴き声に耳を傾けながら、佐井村まで残り25kmを進む。

夕暮れ前、ついに佐井村に到着。津軽湾に沈む夕日が、雲のすき間から光のカーテンみたいに海へ降りそそぎ、まるで映画のワンシーンのよう。思わず「おぉ…!」と声が出るほどの美しさ。しかも、対岸には函館がうっすらと見えて、本州から海越しに北海道を眺めるという、ちょっと不思議で贅沢な体験までついてきた。

ついに宿ゴール!丘の上のケビンハウスへ

本日の宿は「ケビンハウス・キャンプ場」!
津軽湾を見下ろす丘の上に、木の香り漂うログハウスがドーンと建ってる。
中に入る前からテンションMAXですが、さらに嬉しいのがバーベキューコンロのレンタル。佐井村のスーパーで新鮮な魚介や地元野菜、ついでに冷たい飲み物をたっぷり仕入れれば、夕陽をバックにBBQパーティーができちゃいます。

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木の温もりあふれる二階建てログハウスは、大人5人まで宿泊OK。キッチンやお風呂も完備で、仲間とBBQや作戦会議も楽しめます。佐井村の夜空と海風に包まれ、忘れられない旅の時間を。※タオル・歯ブラシ持参必須。

下北の恵み膳

夕食は佐井村の民宿「みやの」で、佐井村で水揚げされた新鮮な魚介尽くし。ホタテやイカ、旬野菜まで、彩り豊かな品々が並ぶ贅沢な海の幸御膳。

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おかずの種類が多すぎて、けんたさんは食べる前から大混乱!優しい味付けはご飯にもビールにも最高にあう!夕日を浴びながら、翌日に備えて青森の海の幸をしっかり堪能した1日目でした。

今回立ち寄った場所

食事処いち

恐山冷水

小地獄釜の湯

霊場恐山

奥薬研修景公園レストハウス

民宿みやの

今回宿泊したおやど

ケビンハウス&キャンプ場

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ROUTE

「青森・下北半島1泊2日の旅」DAY1のルート&おススメスポットについて

大宮駅から東北新幹線と青い森鉄道を乗り継ぎ、約4時間で大湊駅へ。むつ市内を抜け、県道4号と284号を経由して佐井村へ。下北半島の真ん中を越えるため、300m級の峠を3本攻略する、ちょっぴりスパルタなヒルクライムルート。でも絶景と達成感は保証付き。