2日目は佐井村の名所を巡り、本州最北端の大間崎へ。大間から津軽海峡フェリーで北海道へ渡りゴールの函館駅を目指す。

けんたさん・旅のしおり

05:30佐井村・ケビンハウスを出発
06:15福浦漁港で休憩
07:15仏ヶ浦展望台に到着
09:00ケビンハウスに到着
09:30大間にむけて出発
11:00浜寿司でランチ
11:50大間崎でお土産購入
12:50大間ターミナル到着
13:40津軽海峡フェリー出向
15:15函館ターミナル到着
15:30函館駅でゴール&輪行
16:00新函館北斗駅に到着
17:10新函館北斗駅から新幹線で大宮へ

DAY 2 終了!

青森・下北半島1泊2日の旅
DAY2スタート!

津軽海峡を眺める朝

2日目の朝。ログハウスのデッキでコーヒーを片手に津軽海峡を眺めるひととき。旅の合間に、ただぼーっとできる時間があるのがありがたくて、気持ちまでゆるんでいく。

特命大使と巡る佐井村

この日は、佐井村の魅力をたっぷり知るスペシャルデー。
案内役は、佐井村みらい創造特命大使として活躍する「(中村美穂さん(通称:MihoC)」。地元愛あふれる視点で選んだ景色や名所を、自転車でめぐりながら紹介してくれる。

佐井村は津軽海峡に面した南北に長い村。まずは、村の南端にある絶景スポット「仏ヶ浦展望台」を目指す。

海沿いの爽快な景色を抜けると、意外にも待っていたのはしっかりとしたアップダウン。案内役のMihoCはトライアスロンコーチとしての本領発揮で、登り坂も軽やかにクリア。けんたさん&つっちーは朝から本格的なトレーニング気分で、その背中を必死に追いかける。

福浦漁港に立ち寄ると、朝日が港と山々を黄金色に染め、漁船がきらめく水面に浮かんでいた。静かなはずなのに、その景色は心を高ぶらせるほど美しい。空気は澄みきり、深呼吸すれば全身がリフレッシュ!

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海面を覗くと、その透明度に息をのむ。魚の影はもちろん、海底の石や海藻までくっきりと見えるほど澄んでいて、まるで水族館の水槽をそのまま自然に置いたかのような美しさだ。

福浦漁港でのひと息を終え、再びペダルを踏み込む。国道338号「海峡ライン」は、穏やかな海沿いから一変、海抜0mから一気に標高200mまで駆け上がる激坂が待ち構えている。

仏ヶ浦展望台

峠を越えると、視界が一気に開け「仏ヶ浦展望台」に到着。眼下には、荒波が削り出した白い断崖とエメラルド色の海が広がり、まるで自然が創り上げた彫刻庭園のよう。

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仏ヶ浦は佐井村にある約2km続く海岸で、白くそびえる奇岩群が連なる絶景スポット。波と風が長い年月をかけて削り出した岩々は、まるで仏像や観音像のような姿をしており、透明度の高い海と断崖が織りなす景観は圧巻。MihoCは、なんとこの仏ヶ浦で泳いだ経験もあるそうだ。ちなみに地元の人達は驚いたそうです・・

廃校が秘める新たな可能性

来た道を戻る途中、廃校となった「福浦小中学校」に立ち寄った。生徒数減少のため2018年に閉校したが、木造の温かみある外観は今もおしゃれで、取り壊すには惜しいほどの存在感。MihoCは、この場所を地域活性の拠点として再活用できないかとアイデアを膨らませていた。

迫力満点の願掛岩

腹ごしらえを終え、改めてライド再開。目指すは半島越えの途中にある日本三大霊場・恐山。むつ市内から県道4号をひた走るシンプルなルートで、獲得標高は約400mだ。

約3.5時間のライドを終えてスタート地点のケビンハウスに到着。ここでMihoCとは名残惜しくもお別れ。振り返れば、あっという間の早朝トレーニング…いや、まるで凝縮された佐井村観光。チェックアウトを済ませ、バイクパッキング仕様へと装備を整える。

バイクパッキングを整え、本州最北端「大間岬」へ出発。佐井村のケビンハウスから約20km、登りはほとんどなく、海沿いを駆け抜けるフラット基調の快適ルートが続く。

大間のマグロで贅沢ランチ

昼頃、大間に到着。乗船まで時間があったのでランチスポットを探すことに。大間漁港近くで見つけたのは、地元で愛される寿司店「浜寿司」。暖簾をくぐると、港町ならではの新鮮な海の幸が味わえる予感に胸が高鳴る。

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一生に一度は本場・大間で味わってみたかったマグロ。値段は張るけれど、やはりここは行っておくべき!ということで、本鮪・上丼(3,410円)を注文。艶やかな赤身と、とろける中トロが並び、ひと口目から至福。

けんたさんも無言で、ひと口、またひと口と夢中で箸を運ぶ。中トロは口に入れた瞬間、まるで雪のようにふわりと溶け、跡形もなく消えてしまう…あれれれれ?どこいった的な)。

本州最北端の大間崎へ

本州最北端の地「大間崎」。マグロ一本釣りのモニュメントを前に、思わず子どものようにはしゃいでしまった。

せっかくなので「大間観光土産センター」で家族へのお土産探し。本マグロはさすがにお財布と相談して断念したけれど、その代わりに選んだのはマグロのぬいぐるみ。思わずギュッと抱きしめてしまうかわいさ。このあとも自転車に乗るけど「どうやって持ち帰ろう?」なんてことは、買ったあとに考えることにしました。

お土産も無事に購入し、出航の1時間前に大間フェリーターミナルへ到着。ここから下北半島と函館を結ぶ「津軽海峡フェリー」に乗り込みます。

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大間と函館を結ぶフェリーは1日2便(朝6:50発と13:40発)。今回は13:40発の「大函丸(だいかんまる)」に乗船。スタンダード席の利用で1人3,130円。※C期間料金(2025年7月時点)

料金等の詳細はこちら

本州最北端・大間町から函館をわずか90分で結ぶ大間航路。1964年、日本初の外洋フェリー「大函丸」が就航し、生活航路として定着するとともに、観光航路としても親しまれてきた。大間のマグロや函館のイカをはじめ豊かな海の幸に恵まれ、津軽海峡を挟んだ絶景とともに、今も人々に郷愁と旅情を与えてくれるノスタルジックな海の道です。

自転車はそのまま乗車した状態で船内へ。係員の案内に従い、指定された場所へ停めると、床には毛布が敷かれていてフレームをやさしく保護してくれます。しっかりと横たえられ、倒れる心配もなく安心して預けられるのが嬉しいポイント!

フェリー出発

下北半島の景色に手を振りながら、青く広がる海の向こうに函館が見えてくる。
「もうすぐゴールだ!」と胸が高鳴る瞬間。やっぱり船からの景色を眺めていると、旅行気分がぐんぐん盛り上がってくる。

エアコンが効いた広々スペースで、ついウトウト…。
気づけばけんたさんもつっちーも爆睡。
「そろそろ下船の準備を~」というアナウンスで目が覚めたら、もう函館ターミナル到着10分前!

いざ、北海道へ

休憩でリフレッシュ完了!
再びサドルにまたがり、フェリーを降りて北の大地・北海道へ力強くペダルを踏み出す。

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函館ターミナルから函館駅まではおよそ4km。そこから新幹線の「新函館北斗駅」へは電車輪行で移動します。ただ、電車の時間が迫っていたため、今回は惜しくも函館観光はおあずけに。

ゴール直後のラストスパート!

今回の旅のライドは函館駅でゴール!本来なら余韻に浸りたいところだが、乗車時間が迫っていてのんびりしていられなかった。駅に着いてホッとしたのも束の間、電車の出発まで残りわずか。汗だくになりながら輪行準備を整える、まさに最後のラストスパート!

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なんとか予定どおりの電車に乗り込み、ほっとひと息。函館駅から新函館北斗駅まではおよそ20分。頭の中には、事前にチェックしていた駅前の温泉が浮かび、期待に胸が高鳴る。

新函館北斗駅前の「ホテルラジェントプラザ」で日帰り温泉へ。サイクリングで流した汗をさっぱり洗い流し、全身リフレッシュ!お風呂上がりの爽快感に包まれながら、帰りの新幹線もゆったり楽しめそうだ。

大宮までのんびり帰路

自転車は往路と同じく車両ごとに分散し、周りに迷惑をかけないように配慮。
あとは約4時間、シートに身を預けてのんびり過ごすだけ。
ビールとおつまみを広げれば、ちょっとした打ち上げ気分で、大宮までの帰り道を楽しめる。

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旅の感想

今回の旅を振り返ると、大宮から電車1回の乗り換えでアクセスできる青森県・下北半島は、思っていた以上に身近な存在でした。飛行機のように自転車を預ける手間もなく、気軽に輪行できるのも大きな魅力。

真夏の酷暑で走れない関東とは違い、下北半島は涼しく静かで、思う存分ペダルを回せる理想の避暑地ライド。交通量も少なく、豊かな自然に包まれて走れる環境は、サイクリストに強くおすすめできます。

さらに、大間からフェリーに乗れば函館へも足を伸ばせるという贅沢なルート。日程に余裕があれば函館観光も組み合わせられるのが、この旅ならではの醍醐味です。

ライドと船旅、そして観光まで一度に味わえる、まさに特別感たっぷりの自転車旅でした。

今回立ち寄った場所

福浦漁港

仏ヶ浦展望台

浜寿司

大間ターミナル

函館ターミナル

函館駅

新函館北斗駅

ライドコースを見る

ROUTE

「青森・下北半島1泊2日の旅」DAY2のルート&おススメスポットについて

佐井村のケビンハウスを出発し、国道338号(海峡ライン)を南下して仏ヶ浦展望台へ往復。その後は再び国道338号を北上し、大間ターミナルへ向かう。フェリーで津軽海峡を渡り、ゴール地点の函館へ。函館駅からは電車輪行で新函館北斗駅に移動し、そこから新幹線に乗り換えて大宮へ戻るルート。