けんたさん・旅のしおり
07:00 | ホテル「Hotel Del Lago」で朝食と身支度 |
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08:30 | ライドスタート |
08:35 | GIANTストアで空気補充 |
09:00 | 文武廟で安全祈願 |
09:30 | 日月潭の南側の港「伊達邵」で休憩 |
11:30 | 向山ビジターセンターで休憩 |
13:45 | Desolate Coffeeでランチ |
14:00 | 日月老茶廠でデザートタイム |
16:00 | ファミリーマート屯雙冬店で休憩 |
18:00 | ホテル「楽微行旅」に到着 |
DAY3 終了!


ライド2日目の朝
ホテルの部屋からは、穏やかな日月潭の湖面が一望できる。霧がかった山々が幻想的で、ライド2日目の朝は心落ち着く静かなひととき。

身軽に日月潭ライドへ
朝食を終え、ホテルに荷物を預けて出発準備。必要最低限の装備で、いよいよ日月潭1周ライドへ。心も体も軽やかに。

湖畔で記念撮影
日月潭の絶景をバックにスタート前の1枚。天気も良好で、日焼け止めをしっかり塗って日月潭1周ライドへいざ出発!

出発前に空気チェック
宿泊ホテルのすぐ隣にはGIANTストア。無料の空気入れを貸してくれるサービスがあり、旅先での頼れる存在。出発前にタイヤの状態も万全に。

頼れるGIANTストア
店内ではロードバイクやE-BIKEのレンタルが可能。ウォーターボトルやタイヤなど、ライドに必要なアイテムも揃い、安心して出発できる。

いざ湖一周へ
空気も補充し準備万端。日月潭北側の「水社」港を出発し、反時計回りで南側の「伊達邵」港を目指してライドスタート。湖畔の風景に期待が高まる。

湖を見下ろす文武廟
スタートから約4km、「文武廟」に到着。学問と武の神が祀られた日月潭を代表する名所で、荘厳な門や美しい装飾が印象的。境内から湖を一望でき、思わず写真を撮りたくなるスポットだ。ライド途中の立ち寄りにぴったり。

旅の安全を祈る
文武廟ではけんたさん一行も旅の無事をお祈り。荘厳な雰囲気の中、心を落ち着けてライドの安全と成功を願った。気持ち新たに再スタート。

湖畔をなぞる道
日月潭の湖畔を走る21号線は、意外とアップダウンが続く。道の脇には自転車も走れる遊歩道があり、ゆったり景色を楽しむライドにも最適だ。

南側の港・伊達邵へ
スタートから約10km、日月潭の南側にある「伊達邵」港に到着。観光客でにぎわう港町にはお土産店や飲食店が立ち並び、散策も楽しめる。

幻の蛙像
伊達邵港名物「九蛙疊像」は9匹の蛙が積み重なる湖上の銅像で、日月潭の水位によって見える匹数が変わる珍スポットらしい。この日は発見できず、湖畔にあった緑のカエル像でがまん。

木漏れ日の湖畔道
伊達邵港で休憩後、再び出発。サムさんのリードでハイペースで進む湖畔ライドは、緑あふれる木漏れ日の中へ。涼しく心地よい道が続く。

月潭自転車道の入口へ
伊達邵港から約10km、「月潭自転車道」の入口に到着。車道から離れ、湖を間近に眺めながら走れるサイクリングルートのスタート地点だ。

ゆっくり安全に走ろう
月潭自転車道は路面が濡れて滑りやすい場所もあり、対向自転車も通るためスピードは控えめに。階段も数か所あるので無理せず押して進もう。

湖畔の絶景を楽しむ
自転車道の途中からは日月潭の湖畔を間近に感じる絶景ルート。緑と湖のコントラストが美しく、癒しの時間が流れる。

向山ビジターセンターでひと息
サイクリングロードを5km走り、湖畔沿いに佇む向山ビジターセンターに到着。日本人建築家・団紀彦氏が設計した、曲線が美しい建築と開放感ある空間が印象的な休憩スポット。

旅の情報収集もここで
向山ビジターセンターでは観光マップや案内資料が手に入るほか、空気入れなどサイクリスト向けの設備も完備。休憩&情報収集に最適。

給水もバッチリ
向山ビジターセンターでは無料で給水も可能。気温が上がる日中のライドに備え、ボトルを満タンにして出発準備を整える。

手押し区間に注意
湖畔沿いのサイクリングロードには、交通量が多いため自転車を降りて歩く手押し区間がある。日月潭の景色を眺めながらのんびり歩くのも一興。

湖の上を走る絶景ロード
スタート地点・水社港付近の「湖畔自行車道」は、水面の上を走る絶景のサイクリングロード。日月潭を象徴する人気スポット。

日月潭一周を完走
約30kmの日月潭一周を無事完走。スタート地点のホテルで預けていたバイクパッキングなどの荷物を回収して再び自転車に装着。改めて荷物の重さがずっしりと感じる。

おしゃれカフェで腹ごしらえ
13時を過ぎ、空腹のけんたさん一行は日月潭を離れ、外観もスタイリッシュなカフェ「Desolate Coffee」に到着。サイクリングの疲れを癒すランチタイムへ。

ガラスの光に包まれた癒しのカフェ
全面ガラス張りの三層構造が特徴。自然光がたっぷりと降り注ぐ白を基調とした店内は、開放感あふれる空間が広がる。SNS映えするスポットとしても人気で、週末は多くの人で賑わい、自家焙煎コーヒーや軽食を楽しめる。

やさしい味わいのボロネーゼ
アルデンテに茹で上げた太麺に、旨みたっぷりのひき肉ソースがしっかり絡む。とろっと半熟卵をくずして混ぜれば、まろやかさが加わり、どこかホッとする味わいに。満足度の高いランチプレート。

食後のごほうびカフェラテ
ランチの締めにダブルのアイスカフェラテをオーダー。深みのあるしっかりとした味わいが、ライドの疲れた頭に心地よく染みわたり、気持ちをリフレッシュさせてくれる一杯。

歴史を感じる、緑に包まれたティーファクトリー
ランチを終えたあとは、ツタが美しく絡まる「日月老茶廠」へ。1925年創業の老舗製茶工場は、どこか懐かしく落ち着いた雰囲気。紅茶の香り漂う館内では、見学やティーテイスティングも楽しめる。

お茶の香りに包まれて
店内には、丁寧に作られた紅茶やお土産用の茶葉がずらり。自転車旅の途中ということもあり、今回は軽めに試飲だけ。奥深い味わいに、思わずひと息つくひととき。

お茶工場の歴史にふれる
施設内は無料で見学ができ、レトロな製茶機械や建物の歴史に触れられる貴重な空間。お茶が生まれる工程に思いを馳せながら、のんびりと散策。

紅茶の香りをひと口に
ティータイムにいただいたのは、日月潭名物・紅茶アイス。ひと口食べれば濃厚な紅茶の香りが広がり、優雅な余韻に包まれる。ライド後のご褒美にぴったりの一品。

いざ、ゴールの台中へ
お腹も満たされ、いよいよ再出発。ゴールの台中市内までは残り約70km。時刻は14時、ここからは下り基調の道を一気に駆け抜ける。

快走!爽快ダウンヒル
信号も少なく一気に30kmの下り坂を駆け抜ける。路面状態も良く、快適な走り心地にけんたさんも満面の笑み。

コンビニでリフレッシュ
宿下りを終え、一旦コンビニで小休憩。けんたさんは炭酸ドリンクを手に、喉を潤しリフレッシュ。冷たい炭酸が体に染み渡る。

草屯の街並みを駆け抜けて
長い下り坂を終え、古い町並みが残る草屯に到着。ここからは交通量も増え、街の喧騒を感じながら台中のゴールを目指す。

まさかのパンクトラブル
ゴール目前、残り10kmでツッチーがパンク。金属片でタイヤが裂けるアクシデントも、手慣れた手つきでサクッとチューブ交換。

ゴールまであと少し
パンク修理も無事に終え、気を取り直して再出発。夕方の帰宅ラッシュで交通量が増える市街地を、慎重に安全第一で台中市内のゴールを目指す。

笑顔のゴール
ついにゴールの「楽微行旅」ホテルに到着。サムさんの心強いサポートのおかげで、無事にゴール。けんたさん一行、笑顔で達成感に浸る。

自転車も一緒に泊まれる安心感
「楽微行旅」は自転車を客室内に持ち込めるのが魅力。各部屋には洗濯機が常備(洗剤はフロントで無料)されているのもありがたい。

台湾の魅力を詰め込んだ2日間のライド
今回の旅のメインである日月潭を1周するだけでも大満足のライドだったが、前日に走った二水自転車道からの集集グリーントンネル、そして集集の街並みや台湾グルメなど、2日間でたっぷりと台湾の自然と文化を感じることができた。美しい湖畔の景色、地元の人との触れ合い、そしてアップダウンも多い走りごたえのあるコース。心もお腹も満たされる旅だった。
おまけ

空港で輪行袋を受け取る
翌日、桃園国際空港に戻り、出発前に宅配で預けておいた輪行袋を受け取る。台湾では空港での受け取りが便利で、最後まで快適に移動できた。

空港でバイクパッキング
空港に到着後、再び飛行機輪行袋に自転車を丁寧に収納。無事にパッキングを終え、帰国に向けてチェックイン手続きを済ませた。

帰国も安心のチャイナエアライン
チャイナエアラインで成田空港へ帰国。帰国時も自転車の預け荷物が無料(※23kg未満・3辺合計290cm以内)なのもサイクリストには嬉しいポイントだ。