4日目も追い風を受けながらさらに南へ。
台湾第三の都市、高雄では人気のおしゃれエリアに立ち寄り、昨日とは打って変わって観光多めの一日。
高雄からさらに南下すると徐々に田舎の風景にかわっていく。

けんたさん・旅のしおり

09:00 果核抵家のカフェで朝食
10:00 4日目ライドスタート
10:45 興達港觀光漁市(高雄市)で休憩・見学
12:15 沐沐MUMU(高雄市)で休憩・見学
13:15 龍虎塔(高雄市)を見学
13:30 美華麺店でランチ
15:00 高雄港(高雄市)を見学
18:30 枋客文旅FangLiao Hotel(屏東県)に到着
19:30 竹源姜母鴨で夕食

DAY4 終了!

台湾4日目!

おしゃれホテルでおしゃれ朝ごはん

民宿の1階はオーナーが営むカフェ。朝食を待ちながら出発前の準備。

モーニングプレートは、素敵な器にいろいろな食材が少しづつ盛りつけられている。
エビとアボカドのガーリックトーストで今日の元気をチャージし、ルートを確認しながらコーヒーをいただく。

4日目の天気も晴れ。最高気温は27℃と夏日の予報。台北に比べて南に位置する台南は日差しを強く感じる。朝食とチェックアウトをすませて4日目のライドがスタート。

昨日出会ったサバヒー坊やのモデルとなる実際のサバヒーを目当てに、台南と高雄の県境近くの漁港市場「興達港観光漁市」に向かうことにした。
ところで、この写真でもわかる通り、今回の台湾旅は日本より整備されている道路を走ることが多かった。街中の一般道はアスファルトに凹凸があって整っているとは言えない場所もあるが、そこかしこに敷設されている自転車レーンは幅が広くて安心。台湾の自転車文化の高さを実感させられる。

興達港觀光漁市で休憩

ホテルから約13kmほど走って興達港觀光漁市に到着。新鮮な魚介類を扱う魚屋や食べ物屋が軒を連ねている。
平日の朝なので観光客は少なめ。土日は人気の観光スポットなのだそうだ。

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このサバヒーは体長40cmほど。なんとなく日本でポピュラーな大衆魚のイワシを想像していたので、思っていたよりずいぶん大きかった。後で調べたら、成魚は1m、天然物では1.7mまで育つこともあるらしい。
頭が小さく、尾びれが長いシルエットで、やはり日本で食べる魚とは違う。くりくりした大きな目と、遠くを見つめる(ような)顔つきが、昨日写真を撮ったサバヒー坊やに似ているような。

サバヒー団子

これはぜひとも、と、露店のサバヒーの肉団子を食べてみた。白身魚のサバヒーをすりつぶした団子は歯ごたえがあるがクセはなく、魚肉ソーセージに似ていて食べやすい。ついにサバヒーに出会えた達成感!

【みんなのオススメ
知る人ぞ知る噂のアイスを求めて

沐沐MUMU

観光市場を出発して走ること約30km。台湾最大の石油会社「台湾中油」が販売するオリジナルアイス「中油氷棒」が食べられるというおすすめ情報をいただいたので休憩がてら「沐沐MUMU」に立ち寄ってみることに。サムさんも存在は知っていたが食べたことがないということだったので立ち寄ってみた。ちなみに、沐沐MUMUは、台湾中油の福利厚生施設の敷地内にある。

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「中油氷棒」は、1本16元(約80円)とお手頃価格。小豆、パイナップル、ミルクなどいくつもの味がある。
炎天下のライドで火照った体を冷ますのにちょうどよい。

蓮池潭のおめでたいスポットで完走祈願

龍虎塔

高雄市の観光地「蓮池潭」湖に立ち寄り。湖のほとりに立つ有名パワースポット「龍虎塔」は、それぞれ龍と虎をモチーフとした塔が2基、隣合わせにそびえている。台湾一周の完走祈願として龍虎塔に入ってみた。

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薄暗い通路両側の壁には天国と地獄の様子が描かれていた。改装工事中のため、1階のみの見学(通常は塔の上まで階段で登れるらしい)。

牛肉麺と野菜たっぷりランチ

美華麺店

ランチタイムはサムさんおすすめの「美華麺店」へ。人気の牛肉麺は醤油ラーメンのような味付けで、汁の色とは真逆のあっさり系。
煮込み牛肉は柔らかくボリュームしっかり。野菜の漬物のお惣菜もたっぷり運ばれて健康的なお昼ご飯になった。

牛肉麺は国民食的といえるほど台湾ではポピュラーで、土地ごとに有名店があり、また地域や店により味付けや工夫があって楽しめる。さくっと食べれるお手軽さも含めて、日本のラーメンとかなり似た扱いだ。

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港横の倉庫街は人気観光スポット

高雄港

ランチ後はサムさんおすすめの「高雄港」へ立ち寄る。港の倉庫群をリノベーションしたエリアには、ショップやギャラリーが立ち並ぶ。横浜の赤レンガ倉庫のようなおしゃれな雰囲気。
けんたさんが訪れた日も若者向けの音楽イベントが開催されて賑わっていた。

高雄港から17号線を南下し、宿がある街「枋寮」を目指す。17号線は大型車両が多く通行する道路のため、分離帯付きのバイクと自転車専用レーンが敷設されている。写真の通り信号が少なく、巡行速度を長時間保って走れる上、安全。

枋寮の街に入るころにはあたりは真っ暗。前2日間までの街並みと比べて交通量も街灯も少なく、地方都市へきた感覚。

3日目フィニッシュ!

枋客文旅FangLiao Hotel

最後は暗闇の中を走ったが、なんとか無事にホテルに到着。
ここでも自転車はロビー横に保管させてもらえた。
チェックインを済ませたら、ホテルのコインランドリーで汚れた衣類を洗濯してミッションコンプリート!

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地元に愛されるローカルレストランで夕食

竹源姜母鴨

夕食はホテルから徒歩で約5分の、駅前の鍋料理店。
地元住民で賑わっているローカルなお店。まさか台湾で鴨鍋を食べるとは想像もしていなかった。

地図で場所を確認

肉、野菜、豆腐などお好みの具材を選び、テーブルに設置された鍋で煮込んでいただく。鍋のスープには生姜入りで、野性味あふれる鴨肉と相性がいい。台湾ビールと一緒に鴨鍋をつつきながら4日目の夜がふけていった。

今回立ち寄った場所

興達港觀光漁市

沐沐MUMU

龍虎塔

美華麺店

竹源姜母鴨

今回宿泊したおやど

枋客文旅FangLiao Hotel

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ROUTE

「台湾一周1000kmの旅」DAY4のルート&おススメスポットについて

台南のホテルをスタートして17号線を南下。台湾で三番目に大きな高雄を通過して屏東でゴール。

他の日の様子はこちら!