けんたさん・旅のしおり
08:00 | ホテルで朝食 |
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09:00 | ライドスタート |
09:15 | 鶴岡遊客中心(花蓮県)で空気補充 |
10:30 | 大農大富森林園区遊客中心(花蓮県)で休憩 |
11:45 | 三立氷淇淋(花蓮県)でスイーツ休憩 |
13:45 | 花蓮駅に到着 |
14:00 | ファミリーマートで輪行袋受取り |
14:10 | 台鉄夢工場で駅弁を購入 |
14:30 | 花蓮駅を電車「自強号」で出発 |
16:00 | 礁渓駅(宜蘭県)に電車で到着 |
16:15 | Onsense Villa(宜蘭県)に到着・宿泊 |
DAY8 終了!
体に優しいお粥で一日を始める
朝は宿の食堂でお粥定食。生姜が食欲を刺激する健康的なスタート。お粥のお替りは無料!
宿の温泉に浸かり全身の疲れが取れて体が軽くなったけんたさん。
足取りも軽やかに8日目のライドスタート!
花蓮駅を目指す8日目スタート
この旅で初めての電車輪行
花蓮県の海沿いを走る蘇花公路(国道9号線=台9線の一部)は、幅員も狭くトラックが行きかうため、電車輪行で花蓮駅から礁渓駅まで約100kmワープする。まずは乗車駅の花蓮駅まで約70kmのライドがスタート。
ビジターセンターで空気圧チェック
交通部観光署(台湾観光庁)花東縦谷国家風景区管理処 鶴岡遊客中心(ビジターセンター)
宿をスタートして約5km地点のビジターセンター「鶴岡遊客中心」に立ち寄る。
無料の充電スポット、トイレ、自転車のタイヤ空気補充などが整っている。
地図アプリや撮影などでスマホを酷使する自転車旅に充電スポットはありがたい。
館内のウォーターサーバーで水を補充。日本のウォーターサーバーは、「水」か「お湯」しかないが、台湾では「ぬるま湯」もあるのが印象的。
森林浴をしながらのんびりライド
花蓮平地森林園区
タイヤの空気と水の補充を終えて再出発。国道9号線を約10kmほど走ったら脇道へ逸れて「花蓮平地森林園区」へ。
台湾初の平地の森林公園であるこのエリア内には20km近くのサイクリングロードが敷設されていて、ここを通るのがサムさんのおすすめのルート。森林浴を楽しみながらのんびり走ることができる。
森林公園のビジターセンターで休憩
大農大富森林園区遊客中心(ビジターセンター)
森林公園の中心に位置する「大農大富森林園区遊客中心」に立ち寄ってみる。ここはいわゆるビジターセンター。トイレ、カフェ、お土産ショップも入っている。
今日のライドは70km程度、連日と比べマイルドな行程。中央山脈を眺めながらビジターセンターのカフェで優雅にコーヒーブレイクを決め込んだ。
トッピングいろいろ!
アイスデザート
三立氷淇淋(アイスクリーム店)
約20kmほど走って鳳林町に到着。小腹が空いたツッチーのリクエストで早めのスイーツ休憩。
立ち寄ったのは「三立氷淇淋」というアイス屋さん。アイスの数と種類とトッピングも選べるのだが、なにせ種類がたくさんあって悩ましい。目移りしているとサービス精神旺盛な店主が味見をさせてくれた。
抹茶とバニラのアイスに、日本ではなかなか選べない、小豆・タロイモ団子・パッションフルーツゼリーのトッピングをチョイスした。アイスは濃厚で、いろいろな食感のトッピングも楽しい。
花蓮駅に到着
花蓮駅
スイーツ休憩から約35km、ノンストップで走って電車出発時刻の1時間前には花蓮駅に到着。切符の受取や駅弁を購入しながら出発時間を待つ。
輪行袋をコンビニでゲット
今回は輪行袋不要の列車をキャッチできそうだが、万が一乗り損ねた時のため、輪行袋はあったほうが安心。
けんたさんはバイクパッキングに入れていたがツッチーは荷物軽量化のため台湾一周前日に台北から花蓮駅にあるファミリーマートへ宅急便で発送した。駅前の店舗で無事に受け取れた。
本日のランチは台湾の駅弁!
「台鉄弁当」
台鉄夢工場 花蓮店
切符も無事に受け取り、本日のランチを購入。改札横の「台鉄夢工場 花蓮店」にある「台鉄弁当」が目当て。ご飯の上に豚のスペアリブと煮卵がのった温かいお弁当だ。
電車に乗り込む準備ができたら、自転車を押したまま改札を通過。
エレベーターにも自転車を乗せられるので、ホームの移動、車両乗り込みまで素晴らしくスムーズ!
コスパ良い電車輪行
お手軽に長距離ワープ
我々が乗る電車は最後尾に自転車専用車両があり、自転車ごとそのまま乗車できる特急列車。
花蓮駅から礁渓駅まで大人1名+自転車1台で363元(約1,700円)。この値段で約100km移動できるのはかなりお得。
自転車ラック取付に意外にてこずる
車両はスペースの半分が自転車の専用ラックで残りが座席。
ラックに自転車を立てかけて前後輪をベルトで固定するだけの簡単な仕組みなのだが、なにせけんたさんのバイクは車重約30kg。2人がかりでやっとかけられた。
座席から見たラック後部はこんな感じ。目の届く範囲に自転車があって安心。
車窓の景色を楽しみランチタイム
お待ちかねの「台鉄弁当」を広げてお昼ご飯。約1時間30分(約100km)、鉄道の旅を楽しむ。
駅に到着したら間髪入れずにライド再開
礁渓駅
電車輪行を終えて、本日の宿がある「礁渓駅」に到着。電車にそのまま積載できるので、自転車をバラしたり、駅に到着して組み立てる必要がないお手軽さ。
礁渓は台湾で有数の温泉地で、駅前には足湯もある。
駅前の繫華街を走り1km先の宿へウィニングライド。久しぶりに明るいうちに宿に到着できるのでけんたさんとツッチーのテンションも爆上がり!
コンドミニアム風な温泉宿に到着
Onsense Villa
駅から約5分で本日の宿「Onsense Villa」に到着。
宿はA棟、B棟、C棟にわかれ、各棟3階から5階に客室が設けられている。
各棟の1階と2階は共同のキッチンとダイニングで、自由に使用することができるのが面白い。
自転車は1階のキッチンに置かせてもらうことができた。
本日の部屋は、ツインベッドルーム。各部屋に設置されているお風呂ではホテルの名前の通り(?)温泉が楽しめる。
台湾一周最後の夕食は宿でゆっくり
繁華街はホテルから少し離れた場所。疲労がたまった体に鞭打って夕食を食べに出るより、この旅2度目のUber Eatsに頼って部屋の温泉でゆっくりすることにした。
町で評判の台湾料理レストラン「拾松辦棹小吃」でチャーハン、餃子、スープなど温かい料理を中心にオーダー。地ビールと一緒に台湾一周最後の夕食を楽しむ。
まだ最終日が明日に控えてはいるが、「長い旅になると思っていた9日間も、3人で走るのもあと1日か」と、寂しさや達成感を共有した最後の夜になった。