旅の終わりがそろそろ見えてくる7日目。行く手を阻む逆風を避けて、内陸の山間部にルートをとる。サムさんが自転車を好きになったきっかけとなる田園風景や、米どころとして名高い「池上」で日本にも引けを取らない名産のお米をいただき、温泉で締める、旅の楽しみの3大要素「景色」「食」「風呂」が見事そろった1日。

けんたさん・旅のしおり

07:30 早点大王(台東県)で朝食
09:00 鉄道芸術村駅(台東県)を出発
10:30 叮哥茶飲 DING GOでタピオカ休憩
12:30 池上(台東県)に到着・見学
13:00 池上好店(台東県)でランチ
15:15 誠家緑葉(花蓮県)でカフェ休憩
17:00 北回帰線記念公園(花蓮県)で休憩
17:30 山下的厝温泉民宿(花蓮県)に到着・宿泊
19:30 瑪卡多庭園火鍋(花蓮県)で夕食

DAY7 終了!

台湾7日目!

早点大王で朝食

早点大王

今日の朝ごはんはサムさんのおすすめの中華式朝食を目当てにホテルから徒歩10分の人気店「早点大王」へ。
朝4時から朝10時までしか営業してない朝食専門店は、到着した7時の時点ですでに行列。
人気の「包子饅頭」や中華式の朝ごはんの定番「燒餅油條」が小分けの袋に入ってあって、好きなものを選ぶセルフ方式。
どれも30元(約150円)とリーズナブル。

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店頭で店員さんが調理しているのは、前述の「燒餅油條」。
空気を含んだ棒状の揚げパン「油條」を饅頭の皮生地で包んだ食べ物だ。
もちもちの皮とサクサクの油條の組み合わせは初めて食べる食感。あっさりしてほんのりごま油の香りがする。

店内の奥のイートインスペースで、本日のルートの打合せをしながら饅頭とドリンクをいただく。

鉄道芸術村駅に立ち寄り

鉄道芸術村

朝食を終えた後は、鉄道好きのツッチーの提案によりホテル前にある「鉄道芸術村駅」に立ち寄り。かつて台湾東部の中心駅だったこの駅は2001年に廃駅となり、今は列車や線路の一部が保存されている。線路が残る広場ではイベント会場としても使用され、サムさんが参加したトライアスロン大会「Challenge Taiwan」のゴール地点にもなっているそうだ。

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6日目スタート前

ホテルをスタートして約6km。目の前に台湾本島南北にそびえる五大山脈のうちの一つ、中央山脈がみえてきた。
平地の海岸線沿いの強い北風を避け、風の勢いが弱まる海岸山脈と中央山脈の山間を走る。
この先にサムさんおすすめの風景があると教えてもらい、期待が高まる。

鹿野に到着

スタートして約30km地点で「鹿野」という町に到着。
日本の統治自体に多くの日本人が移住したらしく、日本語読みのできる看板や地名が名残のようで印象的だった。
昨日(6日目)の疲労回復も兼ね、一度この町で休憩。

ローカルドリンクスタンド「叮哥茶飲 DING GO」で休憩

叮哥茶飲 DING GO 鹿野店

台湾の旅を通してけんたさんもツッチーもすっかりファンになったタピオカドリンク。
どこのお店も紅茶・ミルク・タピオカというコンボが一般的だが、ここ「叮哥茶飲 DING GO」のタピオカドリンクはひと味違って、ナタデココやパッションフルーツが入っている。
あまいけどさっぱりしたものが飲みたい時にはこれが大正解。パッションフルーツの酸味とタピオカの甘さの両方が楽しめる。

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お米の名産地「池上」

池上

鹿野から約30km走り「池上」に到着。ここは台湾随一の良質なお米の産地。観光スポットとしても有名で、あたりに広がる田園風景の中を電動自転車でサイクリングするのが今人気のアクティビティなのだそうだ。あぜ道を走りながら本日のランチに向かう。

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「お替り自由」がうれしい!お米が主役の昼定食

池上好店

池上エリアの繁華街にある「池上好店」でランチをいただく。
オーダーしたのは「叉焼肉」という台湾式のトンカツ。固め衣がとりの唐揚げに近い歯ごたえ。おかずの横にはこの地域でとれた真っ白な池上産のご飯。
炊き方の違いかお米の性質か、日本より少し固めの触感だが、つやがあり、確かに台湾のどこのお店のご飯よりもおいしい。
しかもおかわり自由。パン派のけんたさんが珍しく2回もおかわりした。

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サムさんおすすめの県道75号線

ランチを終えて花蓮県に向う道は、山間の道のため北風の影響をほぼ受けることもなく、体力を温存する下り基調のルート。国道9号線と並行する県道75号線、このルートこそがサムさんのおすすめの道。

自動車も非常に少なく、斜度1~2%のゆるやかな下りが続くという、サイクリストがおそらくもっとも好む、気持ちのよい条件がそろっている。

2021年に走った「四国一周1000kmの旅」のハイライトだった四万十川沿いの道や、ディスカバーライドのオリジナルイベントで千葉の南房総を鴨川市内に向かって走る田んぼ道を思い出した。

旅から旅へとおそらく年間1万km近く(それ以上?)自転車を走らせるであろうサムさんが、この道を気に入ったのも納得だ。

線路脇のカフェで休憩

誠家緑葉

県道75号線を約20km走り、花蓮県の南部に位置する町「玉里鎮」に到着。
電車好きツッチーのリクエストで線路脇のカフェ「誠家緑葉」に立ち寄る。
自転車を停めているとちょうどミッキーマウスのラッピングをした電車が目の前を通過。

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豊富な豆の品揃えから好きなコーヒーを頼める他、ラテやレモンスカッシュもある。
オーナー手作りのシナモンロール、レモンチーズ、小豆抹茶ミルクレープを3人で味比べしながら楽しんだ。
けんたさんおすすめは甘酸っぱいレモンチーズケーキ。

【みんなのオススメ
南北の気候区分を分けるポイント

北回帰線記念公園

本日のゴール手前5km。本日の最後の休憩に「北回帰線記念公園」へ立ち寄る。
北回帰線とは、地球の北緯23.5度に位置する線で夏至に太陽の真下となる。
夏至の日、太陽が真上に来る正午あたりに北回帰線上に立つと、影がなくなる現象(ラハイナ・ヌーン現象というらしい)を体験できるそうだ。
台湾ではこの境界線を境に北側は亜熱帯で、南側は熱帯と気候区分が分かれる。

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提灯がお出迎えする台湾三大温泉地の一つ

瑞穂温泉

最後の休憩を終えて本日のゴール、台湾の三大温泉地の1つ「瑞穂」に到着。
目抜き通りを彩る提灯の灯りが風情満点。

本日のフィニッシュのご褒美は部屋付き露天風呂!

山下的厝温泉民宿

本日の宿に無事到着。なんとシャワーとは別に露天風呂付きの部屋という贅沢な宿。さっそくお湯を溜めてお風呂の準備。
これまで幾度も旅をしてきたが、なんとディスカバーライド初の露天風呂付の部屋には、思わずテンションがあがってしまう。
ここの温泉は鉄分を含んだ黄色いお湯が特徴で、「黄金温泉」とも呼ばれているそうだ。

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台湾旅に慣れてきたけんたさんの戦略
ホテルの部屋で台湾ビール

温泉でさっぱりしたところで、夕食前の乾杯タイム。夕食は近くの鍋料理屋さんまで移動するのだが、台湾の飲食店ではお酒を取り扱っていないことが多いと学び、出発前にお部屋で台湾ビールを一本開ける。旅を始めて7日目にしてようやく台湾文化にも慣れてきた。

火鍋で暖かな夕げ

瑪卡多庭園火鍋

宿から約10分ほど歩き火鍋屋に到着。まずは数種類のスープから味を選び、次にお肉の種類(鳥、豚、牛等)を選ぶ。
瑞穂は山間にあるため日が落ちると気温が下がる。火鍋の温かさがありがたい。

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宿に戻り再び台湾ビールを片手に本日撮影した動画のデータ整理や翌時の準備をする。旅も残すところあと2日。

今回立ち寄った場所

早点大王

鉄道芸術村

叮哥茶飲 DING GO 鹿野店

池上好店

誠家緑葉

北回帰線記念公園

瑪卡多庭園火鍋

今回宿泊したおやど

山下的厝温泉民宿

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ROUTE

「台湾一周1000kmの旅」DAY7のルート&おススメスポットについて

台東県の台東市をスタートし、お米の名産地「池上」でランチ。花蓮県に入り県道75号線を北上し瑞穂温泉でゴール。

他の日の様子はこちら!