今日一日地元を案内してもらうサポートライダー齊藤さんとジャイアントストア高知店前で待ち合わせ。ガイド経験豊富と聞いて期待感が上がる！

齊藤さんの提案で地元の朝市を見学。毎週日曜日の朝6時～午後3時頃まで、高知の街路に近郊の農産物や食材、お土産など珍しいものが集まり、歩くだけでも楽しい。

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朝市でドリンク「冷やしあめ」にトライ。
水あめをお湯で溶き、ショウガをきかせて冷やした夏の飲み物。
関西・中国・四国では割とよくある身近な飲み物なのだそうだが、関東では見たことがないので珍しかった。

続いて「帽子パン」を試食。
コンビニでよく見かける「スイートブール」の甘い”ふち”部分がめちゃくちゃ広がったユニークな菓子パン。ライド前のエネルギー補填にうってつけ。

坂本龍馬をなぜか「パイセン」と連呼する、鼻息荒いつっちーにつれられ、14kmほどライドし桂浜へ。
大きな坂本龍馬の銅像を前に記念撮影。

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桂浜から須崎方面に向かう途中、これまた高知名物「アイスクリン」の移動販売を見つけ、アイス休憩。
アイスとかき氷の中間で見た目よりさっぱり。チープな感じが駄菓子っぽくておいしい。

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須崎市に入ったところで、齊藤さんおすすめの場所、貯木場をガイドしてもらった。
あたり一面木の香りが強く漂う敷地には、10mはあろうかという木材（おそらく杉）がうずたかく積まれ、ど迫力。
県土89％が森林でおおわれる高知において、木材資源は地場産業の一つ。
貯木場はこのほかいくもあり、材木は競り落とされて出荷されるのだとか。
観光地ではないが貴重な光景を見せてもらったよい機会になった。

昼も高知のローカルグルメを食すことにして、有名店「まゆみの店」を目指すも本日は休業日。
気を取り直して道の駅に入りなべ焼きラーメンを注文。なべ焼きなだけあって、熱々をいただくことができる。冬の時期のライドは特にこの一品はありがたいだろう。

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2016年のゆるキャラグランプリで優勝した須崎市のキャラクターしんじょう君が店舗屋上に浮かんでいるローソンへ。
須崎市は絶滅種ニホンカワウソが最後に発見された。同町のローカルグルメ鍋焼きラーメンを合体させたしんじょう君がこのローソンの店長なのだそうだ。

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高知県にも愛媛県の人気撮影スポット「下灘駅 」に匹敵するよいロケーションの駅があると口コミをもらっていってみた。駅は改装中でフェンスが立っていたが、太平洋が目の前の駅舎からの眺めはすごく良い。
ラブラブベンチがあったのでツーショットを撮る。

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安和駅から6.5kmほど走って久礼大正町市場へ。
近くの港からはカツオや旬の魚が揚がり、果物やローカルフードも楽しめるらしい。
午後2時半で市場は閉まるので行ったころには静かだったが、100mくらいの商店街には小さな店がいくつも連なり、今でも活気があることがわかる。

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本日のお宿近くの道の駅「なかさと」内のカフェで最後の休憩。齊藤さんとはここで解散なので今日のライドを振り返る。
コース近隣の立ち寄りスポットの紹介はもちろん、この日ほぼすべての旅程を先導してくれた彼。
いくら周到に計画していても、不案内な道は土地の人がガイドしてくれると格別に気持ちの余裕が生まれる。いつもよりライドや景色を楽しめたと実感した感謝ひとしおの1日だった。

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この旅の中で最もお高い宿。奮発したテンションと宿の名前に引っ張られ、ベタベタな時代劇ごっこが始まる。
太平洋を見渡す黒塗りのロビーや大きな露天風呂など、高級感漂う宿だった。

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お宿に洗濯機はなかったが、豪華な内風呂がついていたので手洗いでお洗濯、太平洋を一望できるベランダに豪快に干す。このDIY感こそ、男の旅の醍醐味（？）。